大型犬の喧華|突然の襲撃!やんちゃな危険察知と襲ってしまった時の対処法

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最近は、トイプードルを代表に基本の犬の種族がどんどん改良されています。
飼いやすいように、身体を小さくなるように大型犬ですら小型化されています。

よって、一般的に「大きい犬」「大型犬」と言われる中型犬以上の犬はとても脅威に感じる人もいらっしゃるようです。

本来の犬の大きさは、20世紀までは現在の大型犬の大きさで、改良された犬を見ると「小さいね〜」って言ってたのですけれど、最近は「大きね〜」っと珍しがられる時代。

さて、ぬいぐるみのように小さい犬の喧嘩は、それなりに問題はありますが大事にはならないので、公園や通っているドッグランで記録・記憶されることもありません。

成犬といえどもなんせ体が小さいので、幼稚園児の喧嘩のような扱いなのは否めません。

大型犬の喧嘩や奇行については、体が大きい、または歯を使うので怪我や出血することになりやすいので、人間の記憶にバッチリ残り噂の的になりかねません。

ここでは、幼少時から犬を飼っていた筆者が見てきた、学んできた大型犬の喧嘩にまつわる察知の方法と、実際喧嘩になってしまった時の対応等を記録しておきたいと思います。

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犬を迎える基本

世界では、生体を置くペットショップはほぼありません。
店頭に、生まれて間もないやっとドッグフードが自分で食べられるようになった1〜2ヶ月の小さな可愛い仔犬がショウケースに並ぶのは日本だけなのはご存知だと思います。

本来、母犬のもとで3ヶ月から3ヶ月半まで育った仔犬は社会性ができ、母犬から離れて新しい家族に迎えられるのに一番適した時期になります。

3ヶ月半を超えて4〜5ヶ月母の元にいると今度は犬社会に馴染みすぎてしまい、新しい家に迎えられたときに躾がしずらいと聞いた事があります。

できる限り、きちんとしたブリーダーさんから迎える
社会性が整う時期までブリーダーさんの元で育ててもらう
それをしてくれるブリーダーさんが本当に犬を知っているブリーダーとなります。

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なぜ喧嘩するのか?

人間と同じく、犬だって気分悪い時もある。

とは言っていられないくらい危険なことになるので、仔犬で迎えた時から飼い主さんを大好きになるよう可愛がり、驚かせたり、怖がらせることなく穏やかに育ててあげる
そして、完全に服従できるよう人間がボスになり、躾は人に任せず自分でする
人間がボスにならないと、犬の本能が出たときに止めることができないからです。

だって、犬と人間。共通点は哺乳類で一緒の家に住んでいるだけ。

食べるものも、言葉も、生活の仕方も、全く違うのだから、飼い主と犬との信頼関係はそうそう容易く結ばれません。

日本は、海外のように『広い庭と大きな家で、出入り自由で大型犬を飼う』ことはなかなかに難しいですよね。
近くに海や山があり、思いっきり走れる、川や海でバシャバシャ楽しめるのも、都心の住宅地では皆無です。
猫と違って、じっとしている時間の短い犬にとって狭い空間で生活すること自体が本能的なストレスだと思います。



相手の犬に本能で気に入らないオーラが出ていたり、発情期があったりするとそこは人間からは読めませんから、いきなり意外な行動に出られたり、動物本来の力を発揮されたら、瞬時という時間差は動物には絶対に勝てません

体重が増えれば、その分の馬力は男性でもリードに引っ張られて転倒することもあります。
数年前、ニューヨークのセントラルパークでラブラドールを散歩させていた大きな男性を眺めていました。
犬と話しながら、犬の顔を見ていたのにいきなりそのラブラドールが走り、その大きな男性はひっくり返りました。
リードをしていたので(大人しく人間の横を歩ける犬は公園内はリードをしていない)少々引きずられました。
そのラブラドールは、急に目の前に現れた公園内に生息する『りす』を追いかけたかったのです。

そんな風に、突然な事柄は起こるものです。

どんな犬ともフレンドリーで、リスやカラスにも目をくれず、相手が威嚇してきても知らん顔できるのが理想ですがそれもなかなかに難しいものです。

なので、散歩の時は、自分の犬が反応しそうな犬や他のものはいないかどうか?
周りをしっかり把握しながら歩きましょう。

私の犬は蛇に向かったこともあります。

もちろん、スマホは見ずに!
可愛い我が子(犬)と会話しながら。
でも周りはチェックしながら。

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喧嘩になったら(最中編)

いきなり吠える。
唸る。
駆け出して襲う。

いろんなパターンが見られます。

もし、飼い主のあなたの力を振り切ってでも相手に向かって行こうとする強者なら、

気をつけていたのに拙い相手がいきなり角から現れた!

など喧嘩に発展してしまったら。

とにかくまず止める作業に入ります。

横で犬の名前を呼んだり、やめさせるよう叫んだら、犬の興奮の火に油を注ぐようなものです。
余計に興奮してしまうので、黙ってリードを引っ張り相手から引き離す。

特に、襲われたと思っている飼い主さんは「きゃーきゃー」声を出しがちです。

冷静に相手の飼い主さんと協力体制に入りましょう。

少しでも早く相手が見えなくなる場所へ移動するのが鉄則です。

止める方法

リードが手から離れてしまい、身体を張って喧嘩という最悪なパターンになった時は、

音を鳴らす
犬にとって驚く、喧嘩を一瞬忘れすくらいの衝撃音(金属音)を鳴らす。
危険なタイプを孕む子なら、普段からビー玉やガラスのおはじきの入ったアルミのペットボトルを持ち歩こう。
思いっきり、地面に投げつけたときにがちゃんと普段聞かない音が鳴れば、一瞬気が紛れます。

棒や箒など長いものを犬の顔の前に入れる
人間が噛まれたりしないよう距離を置いて、犬同士の顔の間に入れ、気を散らすことをする

③大量の水をかける
霧吹きでは気が付かないが、基本水がかかることを嫌がるからバケツがあったら水をかける。
一瞬の隙を作れます。

気をつけること

人間が噛まれないように。
犬の身体を傷つけないように。

本気を出した犬の噛みつきは、普段家族に見せる可愛い子ではなくなります。
犬も人間を噛むつもりはなく、瞬時野生に、本来の犬の生態になっているだけなので、喧嘩に介入した人間の方が噛まれに行っているようなもの。
犬に罪はありません。
手を使わずに割ってはいる事を、普段から散歩コースで考えておくと良いと思います。
いざという時使えるものはないかな?などネ!

犬は相手の喉を狙います。
急所であり、相手を止めることができるからです。
もちろん種類にもよりますが、大型犬の喉あたりは皮膚がタプついてるのをご存知だと思います。
争う相手に噛まれても喉を守るために皮膚が垂れているのです。
つまり、喉周りの皮膚がタプついているタイプは、争うことの可能性を秘めた種族であるとも言えますね。
狩猟犬は大抵がこのタイプ。
一見、足が短くて可愛らしい表情のコーギーもなかなかに闘争心ありです。

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喧嘩になったら(引き離した後)

①互いの体の噛み跡をチェック

②出血の有無や脚をくじくなどの異変の確認

③相手の見えないところに犬を置き落ち着かせる。
興奮を下げるためお座りからの伏せをさせ、伏せから動かさないよう見張る。
10分くらい伏せができたら、耳や尻尾で落ち着いたかがわかります。

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互いの飼い主同士連絡先を交換

自宅に帰ってから、翌日になって可愛い我が子に異変が見られるかも知れませんからお互いに連絡先を交換するのがエチケットだと思います。

動物のすること、どちらが悪いを言い合っても先はありません。

「互いに気をつけなければならなかった」が結論であり、怪我をした方が飼い主さんの立場が強くなりますが、怪我をした方の犬が本当は先にちょっかいを出していたなんてこともあります
訓練士であっても確実に読める人はそうそういない。

人間同士が、これによって喧嘩をする必要はありません。

理性を発揮して、どっちが悪いを分析するのではなく、喧嘩を売る方も買う方も、喧嘩に発展する要素があったという事です。

犬は人間と違い、闘争心を全く見せていない相手に対して襲う、向かうことは決してありません。
例外としては、相手を捕獲物と思った時ですね。
ラブラドールレトリーバーが追いたくなるのは、イタリアングレーハウンドです。小さくて、細くてうさぎのように追いたくなるようで、よく聞く話です。
小型犬を飼っている方は、どんなタイプの犬から襲えわれやすいかは知っておくことは必要です。
相手が気をつけなければならないことは当然ですが、可能性を秘めていることを知っていれば、自分からその輪の中に入って可愛い我が子を危険に晒す必要もなくなります。

互いの犬がどんな状態なのか、今後のしつけについて考え直す機会として犬に向き合いましょう。

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まとめ

犬同士の喧嘩が、飼い主である人間同士の喧嘩に発展することは多々あります。
これまで多くの方々の争いも見聞きしてきましたが、まず人間が落ち着きましょう。
犬は飼い主さんの鏡です。

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