アグネス・チャン|ユニセフ親善大使の日本の家は広尾。香港は「マカオのカジノ王」のお隣さんだった!

文化人
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1972年に香港から日本に来て歌手になったアグネス・チャンも68歳。
ユニセフ親善大使はとてもお金持ち。
そして香港の家は、なんと「カジノ王」で有名な故スタンレー・ホー氏の自宅
と隣同士なのだ!


5年前に香港旅行をした時に、現地のツアーガイドさんから聞きました。
香港は観光で成り立っているので、ツアーガイドの仕事は花形で、
また難しい試験を通らないとガイドの仕事がもらえないそうです。

ですから、日本人担当の人は、日本人の文化や産業もよく知っていて、それに絡めて話してくれます。
それが、滝に渡るので素晴らしいと思いました。

ここでは、数回の香港旅行の際に得たガイドさん達から得た情報を
まとめてみたいと思います。

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香港「風水都市レパルスベイ」

セントラル駅からバスでおよそ30分で到着する香港随一のリゾートビーチ・淺水灣
(レパルスベイ)は、風水都市としても有名なエリア。
中でもひときわ華やかな中華寺院が「天后廟(ティンハウミュウ)」です。
天后は海で仕事をする人々を守る女神といわれ、世界中で約4000~5000もの
天后廟があるといわれています。


香港にも多くありますが、ここは規模の大きさで必ず名前が挙がる代表的な
パワースポットです。

この廟の特徴は、祀られている神様が女の神様だけ、という点。

そのため、とくに子宝や良縁・恋愛・結婚に霊験あらたかな廟と言われているのです。

また、お寺の中は撫でるとお金に一生困らないといわれる正財神や、一回わたる
と3日寿命が延びるといわれる長寿橋
、コインを投げ入れてうまく入ると出世する
といわれる鯉と子供の比鰲魚など、ユニークな神様の像がいっぱいです。

お参りするときは、入口から入って、お願いしたい像の前にお線香を立てて祈り
捧げるというもの。

この中華寺院の真向かいに高い壁があります。
真っ白な壁でその上に立つ家の様子は、下の寺院入り口の道路からは見ることができないのです。
その家が、スタンレー・ホー氏とアグネス・チャンの家だと聞きました。

家の庭の先に中華寺院があり、香港で最も美しいビーチといわれる、淺水灣が広がる素晴らしい土地。

ここレパレスウェイは香港人なら憧れの住宅地だそうです。

全ての神様と一緒にいられるからですね。

教会の中に住んでるイメージでしょうか。

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アグネス・チャン

日本で成功したのに「日本が嫌い」と言って「香港に帰れ!」と言われたり、
いつまでも日本語は上手くならないのに英語の発音はよく、アメリカの
スタンフォード大学に長男を連れて留学して学位を取ったり。

仕事場に赤ちゃんを連れてきて、番組収録中は母親やナニーさんに赤ちゃんを任せて、当時まだ独身だった作家の林まりこさんと「アグネスチャン論争」を引き落としたのは未だ語り継がれる。

当時は職場に子供を…っと驚かれたが、令和の今アグネスさんに軍杯が上がっているのではないでしょうか。

スタンフォード大学留学中、子育てと勉強の課題をこなすのが大変で悩んだ時に
「あなたは何を目指しているの?」っと大学教授に聞かれ、泣きながら
「世界の子どもが笑顔になるようにしたい」っと答えたと聞きました。

「あなたの方向は間違っていない」と励まされ卒業できたと語っていらした。

アメリカからスタンフォード大学の学位を持って帰国したアグネス・チャンは
歌手から文化人枠になり、それから仕事の幅も広がっっていきました。



子ども関係、国連関係の仕事枠も広がりユニセフ親善大使にまでなってしまった。

ご主人の金子力氏は長くアグネスチャンのマネージャーをしていた彼女の一番の理解者で人柄も大変温厚な方である。

現在は3人の息子たちも立派になり、3人ともスタンフォード大学を卒業したことから、『3人の子供を東大に入学させた母』も流行ったが、アグネスさんも同じように本を出版している。

世界の大学ランキングからスタンフォード大はずっと上位なのでアグネスの勝ちだろうか?

とにかく可愛い声で「丘の上ひなげしの花は〜🎵」っと歌っていたアグネスチャンはすっかり大富豪である。
中国大陸の女たちは、香港在住の男性と結婚して香港人になるのが夢っと言われるように香港の人は成功者のレベルが半端ない。

レパルスベイに家をもてたんだから!
しかも一等地で、大実業家と塀を並べる〜。

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スタンレー・ホー

スタンレー・ホーさんをご存知だろうか?
お写真の通り、ハリウッドスターのようなイケオジです。

マカオのカジノ王」の異名を持つ大富豪で、中国メディアなどによると、2020年5月26日、香港の病院で死去、98歳でした。
1921年11月香港生まれ。
第2次大戦中に日本企業に勤め、貿易業などに携わった後、60年代初めにマカオのカジノ経営権を獲得。

彼は何東一族に生まれ生家は富豪であったが、彼が子どもの頃に父親が
株価暴落などで大半の資産を失う。その影響で兄2人が自殺し、母親と
姉2人との生活を送ることになり、一気に生活は傾き苦しい生活を送る
ことになる。

奨学金を得て香港大学に入学し、様々な外国語(英語・ポルトガル語)を専攻し、ビジネスのノウハウを学んだ。
第二次世界大戦勃発により学業を中断。

第二次世界大戦により日本軍が香港を占領したため、一族は全財産を失い、
単身マカオへと移る。
大学時代に学んだ外国語を活かし、日本人経営の貿易会社にて働きはじめ、
あっという間に会社の重要ポストにまで登りつめる。ある事件をきっかけに
会社から絶大な信頼を得てその実績によりボーナスを得る。

当時、香港では建設産業が急成長中であることに目をつけ香港に建設会社と灯油関連会社を設立し、大きな利益を得る。
その後ギャンブル界の大物ベンジャミン・シーゲル、スティーブン・ウィンなどからの協力を得てマカオにおけるギャンブル権を獲得する。
そしてたった30年のうちにマカオを東洋一のギャンブルの街にのしあげた。

『香港ーマカオ』と、ツアーにはよくセットになっている。
かつてポルトガル領だった為、街の雰囲気はスペインやメキシコのような建築物の中に、近代的な大きなカジノホテルがある。

まあ、とにかく本人のすざましい努力してもあって、世界に名を残す人になったのです。
アメリカにもロックフェラーやトランプなど財閥がありますけど、一代で築き上げた中ではトップクラスかと…

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葬儀

香港メディアによると、3日間の葬儀は香港殯儀館を地下から2階まで貸し切って
行われ、1階には巨大かつ豪華な霊堂を設置。
オランダから取り寄せた花が所狭しと飾られ、花代だけで200万香港ドル
約2800万円)。
さらにホー氏の棺はクスノキを使った特注品で、価格は800万香港ドル
約1億1000万円)。
総資産5000億香港ドル(約7兆円)とも言われるホー氏だが、
完璧主義だった故人が満足するようにとの遺族の配慮が見られます。

すごいですね〜。

埋葬される墓地はデイビス山だそうです。

たくさんの子供達を見守る場所でしょうか。

カジノホテル

狭い土地の中にどんどん新しい鏡のように光り輝くホテルが建設されています。

マカオに行ったことがありますか?

「グランドリスボア」「ホテルリスボアマカオ」他とにかくホテルの中は一つの街のようになっていて、客室以外に美食レストラン、ブランド店、遊園地、病院施設と一つの町の中にある施設は揃っているのです。


もちろんカジノエリアは破格の広さです。
電光掲示板に今日当たったらいくら!って香港ドルで表示されてますが
日本の宝くじなどの金額とは違います。

そして、もしカジノで当たったら!

現金で持っては帰れませんし、日本の銀行にも入れてくれません。

当時のツアーガイド(元カジノディーラーだったという彼女)によると

『まず、夜中でも私に連絡してください。
中国銀行に口座を開いて入金手続きをします。
あなたが当たったのは、周りの人も知るので、すぐにシークレットサーヴィスに
連絡して、あなたの家族(特にこども)が誘拐されないように手配します。

あなたは、ヘリコプターで香港島に戻りましょう!』

っと言われました。
夢は見ても、それが現実になったらぼやっとしていられないのだとわかしました。

破格なお金によって家族が狙われちゃうというのですから!


マカオのホテルは客室も通常のホテルが4つ分くらいある部屋数だから、
ルームサービスを頼んだらどのくらいの時間で来るのだろうか?
と思うから怖くて頼んだことはないです。

レストランと客室の距離もあるので、レストランで酔っ払うと、部屋に到着
するまでに酔いは更に回るかも。

もちろん、ホテルの入り口まで行って忘れ物に気がついた時の
落胆ったら!

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スタンレーホーの家族

4人の妻と17人の子供を持っていたのは有名。
第四夫人は広州のダンサー梁安琪で、1988年に出会い、
三子と二娘をもうけた。
脳の危険な場所に血栓が見つかった時、世界中の脳外科医を呼び寄せて
治療にあたったとも聞きました。
最後は、手術で成功し、人生を全うするのだが、その脳手術をしたのは
日本の医師だそうです。
名前は明かされていませんが、脳外科は日本が一番技術が高いそうで、その日本人医師に8億円の手術費を支払ったと、香港のツアーガイドが話していました。

香港のラッキーNo.は 9

国によってラッキーナンバーって違うんですね。


日本のラッキーナンバーはアメリカと同じく『』だが、中国は『』、香港は『』と言われています。

車のナンバーで桁数が一桁『9』のみのナンバープレイトを探しなさいと言われる。
車のナンバープレイト一桁『9』はまさしくスタンレー・ホー氏の車なのだそうです。
現在は、家督を継いだ方が所有されているのでしょうね。

見つけたら「運がいい」と言われ、香港の人たちでさえ、No.9の車を見つけると「運が向いてきた!」っと思うそう。

香港に行くと観光の合間にすれ違う車をチェックしたものです。

まとめ

香港の実業家は資産レベルがトップ。
元々レベル高い国民性に風水の神様たちも無視できませんね。

全てを風水で決める風習があるようです。
カジノの隣にはひっそりと質屋があります。

ここで現金に変えて、一発勝負に行くからです。

ロレックスなどゴージャスな金色の時計が並びます。

日本人観光客は、その質に入れられた時計を安価で手に入れようとするそうです。
しかし、香港やマカオの人たちは、「人が手放した物に価値はない」として、

『質に入った商品は風水的に凶だから絶対買わない!』

そうです。
風水を気にかける方々、この辺りも大事ですね。

文化人のアグネス・チャンは香港に最高のお家を持っていますが、日本人の優しい
旦那様と日本に住み続けるのでしょうね。
アグネス論争をした息子さんたちも立派に成長されました。

両親の賢さと、香港の風水で路を示していただいたからでしょうか。

私は香港に数度訪れていますが、スパルスベイを訪れたのは一度だけです。
次回、尋ねてみようと思います。

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