体調が悪い時は絶食した方が、身体本来の力が自助作用するのを知っていますか?
例えば、70〜80代の方が誤嚥性肺炎になった時に入院すると、ブドウ糖の点滴のみで口からの食事は7日〜10日一切禁止されます。
何度か、母が入院した時も「お腹がすいた」と訴えても病院は食事を出してくれないのです。
しかし、驚異的に回復するのをなん度も見てきました。
もちろん栄養水分の点滴はあるので、身体的には問題ないですが食べる楽しみを奪われるって事ほど辛いものはありませんから、毎日気を紛らわすのに大変でした。
ここでは、食べないで痩せるを言いたいのではなく、病院で縛られていない限り自己管理できない人用に
『お腹いっぱい食べて、勝手に痩せる』私の実体験を記そうと思います。
私は医学の勉強をしていませんし科学者でもないので、これは私個人の実体験が、本当に肥満で困っている人の役に立てればと思います。
肌も綺麗になりますし、大腸が何より活性化することは確実なのですが、モデルの様な体型を目指すものではなく、体調を整え、無駄な脂肪を無くし、気持ちが前向きになるきっかけになれたら幸いです。
食べる順番を変える
朝ごはんを、きちんと食べる= ❌
現代は朝ごはんを食べることが基本になっていると思います。
時代によって、健康法で良かれと言われる医学博士たちの指南は変わってきます。
どれが、正解か?は個人の体によっても違うのではないかと思っています。
私の20代は、朝起きた時に顔のむくみが気になって、朝食に1時間かけ、フルコースからデザートまでのような量を食べ、昼は、おにぎり1個。
そこからは何も食べずに朝を待つ。
この食生活で、月〜金にかけて5キロ痩せていましたが、休日はドカ食いして月曜日はやり直しなんてことをしていました。
やっぱり夜は食べない方が良いっと思っていたのですが、私が実際に本格的に痩せたのは逆の順番でした。
30代は出産のたびに20キロ近く太りました。
デトックスティを飲んだり、ジョギングしたりそれなりに体重は戻りますが、見た目の体型はヨーロッパの絵画の女神たち。
腹も出て無くてもウェストは太い、何より太ももが太い!
洋服が20代と違い、綺麗に着ることができませんでした。
きっかけはビタミックスというミキサーが日本上陸発売された時です。
果物や野菜を高速で撹拌・擦り潰すことで、果物や野菜の塊を口で咀嚼するよりも、酵素をきちんと体に吸収されるという考えでした。
そして、世界中の人々が太鼓の昔から毎日肉は食べていないということ。
また、筋肉量の多い、身体の大きいゴリラは肉を食べていないということは説得力がありました。
『乳製品や肉・魚』を栄養価が高いからと毎日食べている現代の私たちは、肥満や体調に悩まされています。
朝起きたらフルーツジュースを飲む。
朝
野菜は食物繊維が多く、消化吸収に時間がかかる事から2時間で消化する果物のみのジュースを飲みます。
これは、フルーツジュースの栄養価が‥よりも水代わりです。
水分を大量に摂るということ。
水道水や白湯を飲むも良いですが大量には飲めませんが、ジュースは量を取れるので不思議です。
朝から正午は排出の時間なので、消化に負担が少ないフルーツのみになります。
昼
まず最初に人参とりんごが基本の野菜ジュースを飲みます。
野菜ジュースを飲んでから、野菜中心の食事を摂ります。
私は雑穀パンにきゅうり、チーズ、マヨネーズのサンドイッチを食べました。
雑穀パンはスーパーに売っている8枚切りの食パンを使っていました。
慣れてきたら、人参りんごにケールやピーマン・紫蘇・小松菜などなど10種類くらいの野菜を入れました。美味しくするにはりんごの量や桃・ぶどう・メロンの種(メロンのぐじゅぐじゅしたワタの種の部分はとても甘いんです。)などを入れました。
だいこんやセロリの葉(茎はOK)は苦くなるので使いませんでした。
夜
昼と同じく人参とりんごが基本の野菜ジュースを摂ります。
その後にお待ちかねのお米と蒸し鶏(ポン酢などで味付け)お味噌汁などの和食。
私たちのからだの中では、食べた食事を消化、吸収、代謝をしているのですが、体内でたんぱく質と糖が結びついて変性する反応を「糖化」その最終産物を「AGEs」といい老化物質として注目されています。
このAGEsは分解されにくく、蓄積していくことによって、肌や髪の変化だけでなく、様々な老化の原因となるといわれているのです。
「食べ順ダイエット」や「ベジタブルファースト」という食べ方は血糖値の急上昇を防ぐことで肥満を防いだり、糖尿病のリスクを減らすことで注目されました。
私たちは食事をすると血糖値が上昇し、インスリンが分泌されて血糖値を下げて、一定の状態に保っています。
血糖値が急上昇すると、からだは多くインスリンが必要だと判断し、多量のインスリンを分泌し、急いで血糖値を下げようとして、急激に血糖値が低下すると空腹感を感じます。
食後2時間程度でお腹がすいてしまうという方は、血糖値の急上昇と急降下が原因として考えられます。
食事の間におやつを食べるのもそれが原因です。
野菜は食物繊維が多く、消化吸収に時間がかかる事から、血糖値の上昇が緩やかになります。
野菜から先に食べた人とごはんから先に食べた人では、血糖値の上昇スピードに明らかに差があり、分泌されるインスリンの量にも違いがある事が解っています。
食べる順として、野菜の副菜や温かい汁物から食事をスタートし、メインの料理、そのあとに主食であるごはんやパン、麺類などという順番は基本です。
野菜ジュースを作る
好きな果物を合わせます。
私は、頭痛持ちだったので以下の果物を使っていました。
グレープフルーツは毎朝。
りんごは毎食使いました。
内 容 | |
Morning | グレープフルーツ・パイナップル・メロン・りんご |
Lunchi | 人参・小松菜・ピーマン・紫蘇・りんご |
Dinner | 人参・小松菜・りんご |
野菜ジュースに慣れていない時は、人参・小松菜・りんごのみでもいいですが、慣れてきたらピーマンや紫蘇、セロリ、パプリカなどを使うと苦味が美味しく感じてきます。
私が使用したバイタミックスは、アボカドの種以外は撹拌しますので皮ごと使います。
グリーンピーマンはそのまま使います。
捨ててしまいがちですが、ピーマンはワタやタネにも栄養たっぷりです。
ピラジンが多く含まれ、血液をさらさらにして血行をよくします。
ピラジンはピーマン全体に存在して、特にワタやタネに多く含まれています。
そのほかにも身体をあたためるカプサイシンや、血液中のナトリウム(塩分)の排出を助けて、むくみを改善するカリウムも豊富です。
私はそれを知ってから、ピーマンは丸ごと食べます。
油で炒めるとビタミンCはさらに力を発揮するので、1/2にカットか丸ごと炒めます。
⭐️ゴミも出ません!
肉魚は夜に食べる
タンパク質は夜に摂ります。
朝ごはんを摂るまでに13時間胃袋を開けると良いとされているので、朝ごはんが7時なら、夜8時までに食べ終わるが良いですね!
ハンバーグや、ソーセージではなく焼き肉や、蒸し鶏が良いです。
この期間に食べて欲しくないもの
痩せたい期間は、ちょっと我慢して添加物を取らないような食事を心がけてください。
デザートのお菓子は和菓子がいいです。
生クリームたっぷりのスポンジケーキやホットケーキなどの小麦粉は我慢して、和菓子の中でも砂糖の多い羊羹よりは豆大福をチョイス。
アルコールは基本我慢!
逆に、酸化の少ない亜麻仁油やアボカドオイルはサラダなどにかけたりと忘れずにとってください。
まとめ
私の場合のダイエット方式です。
不思議と高校時代から太かったウェストと太ももが細くなりました。
もちろん顔はスッキリ!
二重瞼の幅が大きく、くるりんとした可愛い目になりました!(自画自賛)
1ヶ月集中して食べる内容を考えてみてください。
ちなみに私は、ぽちゃぽちゃ派筋肉なしで身長163センチ、体重60キロでした。
ごっついイメージでしたが、上着は11〜13号が9号にサイズダウン。
ジーンズは26インチもウエストがブカブカになりました。
ちゃんとお腹いっぱい食べられるので、ミキサーを持っていたら試してみてください。
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