なんとなんと!
約25年後2050年にも大半が海に飲み込まれるというモルディブで水上都市の移住計画が進むそうです!
もう映画の世界でない。
宇宙への移住の計画も20世紀から様々ありましたが、テクノロジーの発達やAIの発達、そしてコロナ禍で世界中が出来るようになった『オフィスに行かなくても働ける』ということ。
ロケットで大気圏を超えて生活するより、やはり地球で住み続けることができることの方が安心感もありますね。
どんな計画で始まったのか?
どんな生活になるのか?
小学生でもわかるように簡単に情報を共有したいと思います。
海上都市構想とは
2008年に海洋未来都市構想「GREEN FLOAT」、2014年に深海未来都市構想「OCEAN SPIRAL」をそれぞれ発表されました。
まずは海上未来都市から成立させようとしていて、2018年から開発部として事業化に向けて活動は始まっているそうです。
ドラえもんや手塚治虫の世界が、実現化するなんて本当にワクワクしますね!
GREENは環境、FLOATは海洋(浮体)という意味を込められています。
2008年は京都議定書が発令されて、人類がCO2を削減しなければならないという数値目標が初めて発表された年です。
一番に地球温暖化を止めなければいけない。
人口爆発、食料問題、自給自足もやっていかなければいけない。
自然環境保全も今以上にやらなければならないという思いをGREENにかけているそうですよ。
FLOATは、海面上昇が起きはじめたときにどう対処するか。
浮かんで住むという暮らし方もできるんじゃないか。
陸に比べてはるかに豊かだと言われている海の資源を生かすところに挑戦しようという意味があるそうです。
世界人口が2050年にはもう100億人になろうということを国連が発表しています。
どんな世界が待っているのでしょうか?
地球の7割が海。
陸地が3割。
3割で我々の問題が起きているので、地球は7割もまだ使えるじゃないか!
一部でも使えたら明るい未来ができるんじゃないかという発想で始まったそうです。
発想の展開ですが、頭の良い人って本当にすごいこと考えるな〜っと心が躍ります。
そして、それを実行できる時代になったということです。
海外旅行がもっと近くもなるイメージです。
今より更に飛行機が飛び、スピードも加速させますよね。
地殻変動、地震で津波がどこの場所でもおきますが、モルディブは安全地帯という意味では波の余波以外は心配が少ないから選ばれたのでしょうか?
浮いてるとはいえ、大波に流されないようにする技術がどうあるのかな?
どんな生活になるの?
赤道直下にどんな大きさの島を浮かべるのか?
直径3000メートル、高さ1000メートルという赤道直下の地上700〜1,000mのエリア。
ASCIIより
そこは、強風も無く、気温が一年中約26~28°Cと一定に保たれ、 心地よく穏やかに過ごすことのできる省エネ型コンパクトシティです。
新しいビジネスモデルは、大自然とテクノロジーが融合した未来型ビジネス、 そんな試みがここから始まります。
自然の中の、新しい豊かさ。
職住近接の生活で、ランチは自宅に帰って家族でとれます。
陸地の世界が注目するバイオ産業の最先端研究拠点にもなる。
オーガニックな野菜によるナチュラルライフ。
野菜は今、土が無くても育てられます。
虫が付かないから、殺虫剤などの薬品も必要ありません。完全オーガニックが可能な世界ですね。
高層ビルのタワー部分 1万人が働く業務ゾーンという構想。
職と住の近接→コミュニティと情報を共有できる最適規模。
食と農の近接→必要な時に、必要な分だけ収穫する。自給自足の原点。
緑化面積(植物工場):約350万m²(東京ドーム約75個分)
バイオビジネス(医薬品市場/アグリ市場/食品/化粧品市場/美容/健康市場)
アグリビジネス
アグリテック(AgriTech)は、農業を意味する(Agriculture)、技術を意味する(Technology)の2つの言葉を組み合わせた造語です。
このアグリテックで用いられている技術としては、ブロックチェーン、ドローン、ロボットなどがあります。
そのほかにも、AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータなど、さまざまな最新テクノロジーが活用されています。
誰が移住するの?
公募になるでしょうね〜。
まずは、この浮島を運営する技術者家族。
宇宙に行くよりは安価かもしれませんが、NYやPARISに移住するよりずっと高額ではないでしょうか?
どんな人たちが、手を上げるのか?も楽しみですね。
犯罪が起きた時の刑務所はどうなるんだろう〜。
発案・実施は 清水建設(株)
こんなすごい構想を発案、計画、実施は沢山の叡智を集めて進んでいるのですが、清水建設がやっています!
シミズドリームは大きなビジョンを掲げる。
清水建設の技術が地球全体にどう貢献できるかということを示すものなので、できるだけ遠くにボールを投げたかった。
そういう意味で赤道直下のモルディブというところが出てきたということですね。
コーポレートメッセージは
「子どもたちに誇れるしごとを。」(日本語)
「Today’s Work, Tomorrow’s Heritage」(英語)
です。
渋沢栄一の教えである、道徳と経済の合一を旨とする「論語と算盤」を社是とされています。
経営理念は、2019年に見直され、「真摯な姿勢と絶えざる革新志向により 社会の期待を超える価値を創造し 持続可能な未来づくりに貢献する」である。
1804年創業。
得意分野は、建築では医療機関、土木ではLNGタンクの施工であるといわれている。
さらに、歴史的な経緯から、伝統的な神社建築、寺院建築にも豊富な実績を有している。
2019年5月10日には、宮内庁で行われた大嘗祭のための大嘗宮の建設の一般競争入札で落札。
(予定価格の6割の価格で落札し受注に至る)
宮大工の安全を願う神事に由来する、伝統的な建築儀式である手斧始め(ちょうなはじめ)を仕事はじめの1月4日に本社で執り行っている。建設業で手斧始めを受け継いでいるのは、清水建設と金剛組(大阪)だけである。金剛組をご存知ですか?日本で一番古い企業なんですよ!
創業家である清水家の現在の当主は、七代目清水基昭さん。
wikiより
清水地所社長、清水建設取締役を務めている。
六代目当主の清水満昭は2020年現在は清水地所会長である。
未だ同族会社なんですね。
まとめ
海外旅行で人気の島「モルディブ」の海で浮島を作る計画が実現化していくそうです。海上都市構想で、企業、学校、病院、バイオビジネス、住居、この直径3000メートルの浮島の中に一つの都市ができてしまうくらいの充実な施設が揃います。
きっと世界中から移住希望が来るはず!
ここは日本になるの?
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