年が明けると駅伝の話題で持ちきりです。
近くで見て応援したい人や、テレビに齧り付きで頑張る大学生を見守る人。
駅伝ってどういう意味?
いつから始まったの?
今更聞けない駅伝について調べました。
2024年はどこが優勝するかな?
駅伝の意味は?
駅伝は、古代から近世まであった「駅伝制(駅馬・伝馬制)」が由来と言われています。
「駅伝制」は、「駅馬」(えきば)や「伝馬」(てんま)という馬を使って、手紙や物資などを運ぶ ことを主とした制度のことで、「大化の改新」の頃には馬を乗り継ぐための施設や、宿泊施設など が整備されました。
繋いでいくという意味なんですね
田舎に行くと、今でいう郵便局の仕事をしていた庄屋さんとか農家さんの写真が飾ってあるお家を見たことがあります。
長野のとある村でしたが、写真は馬ではなく大きな黒い牛が写っていました。
駅伝を始めたのは誰?
1919年(大正8)、運動会で審判を務めた金栗四三さん(独逸学協会中学校教員)、野口源三郎さん(東京高師教員)、沢田英一さん(明大生)の3人の若者の会話から箱根駅伝構想が生まれたと言われています。
箱根駅伝のコースは、山道ですから急な坂道や湾曲な道もあり、目には楽しいかもしれませんが走りにくいコースだと聞いたことがあります。
昔、お正月だからと箱根に家族でドライブに行った時に駅伝に出会したことがありました。
昭和時代、レストランでご飯を食べていたら駅伝選手が通過するからと人やマスコミがざわざわと集まってきて、長時間車を出せずに居るしかありませんでした。
たまたま外の景色が見える良い場所に座っていたので初めて生で駅伝の様子を見ましたのを思い出します。
選手はものすごいスピードで走っているのであっという間に通り過ぎてしまうのです。
それを追いかける人々を見学した記憶です。
駅伝で有名なのは?
大学三大駅伝(だいがくさんだいえきでん)とは、出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝競走)、全日本大学駅伝(全日本大学駅伝対校選手権大会)、箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)の3大会の総称。
学生三大駅伝とも言われます。
2024はどうなる?
2024年1月2日・3日に開催される第100回箱根駅伝のチームエントリーが11日、発表されました。
大会は往復10区間、217.1kmで競われます。
1チームにつき16人がエントリーされ、29日に改めて区間エントリーが発表される予定です。
前回1位 駒澤大学
史上5校目の学生駅伝三冠を成し遂げた駒澤大学。
1区間も首位を譲ることなく、出雲駅伝と全日本大学駅伝を制し、圧倒的な強さを誇る。他大学も「打倒駒澤」を掲げる。
前回2位 中央大学
中央大学は、エースの吉居大和を欠いた出雲駅伝で総合7位、全日本大学駅伝は惜しくも総合4位に終わり、今回の箱根駅伝優勝に熱意を燃やす。
前回3位 青山学院大学
今年の出雲駅伝は総合5位、全日本大学駅伝は最終区まで勝負がもつれる中、田中悠登が勝ち切って総合2位と今季の駅伝シーズンは安定した成績を残している青山学院大。
箱根駅伝ではもちろん「優勝」を狙う。
四年連続優勝していた時代を取り戻せるか?
前回4位 國學院大學
出雲駅伝は総合4位、全日本大学駅伝は総合3位と優勝まであと一歩のところまで迫った國學院大學。
前回5位 順天堂大学
今季の駅伝シーズンはいずれも2桁順位と苦しんでいる順天堂大。
箱根駅伝では巻き返しを狙い、目標は前回大会の成績である総合5位。
前回6位 早稲田大学
出雲駅伝と全日本大学駅伝で目標としていた総合3位以内を逃した早稲田大学。
箱根駅伝では総合5位以内を狙う。
前回7位 法政大学
2021年大会は総合17位。
前々回10位、前回7位と着々と順位を上げてきている法政大学。
今年は大学史上初の全体合宿を行い、チームの結束を図ってきたそう。
前回8位 創価大学
5年連続の出場となる創価大学。
出雲駅伝では過去最高の総合2位に入り勢いがある今。
箱根駅伝出場は7回目とまだまだ経験は浅い。
前回9位 城西大学
出雲駅伝は総合3位、全日本大学駅伝は総合5位と、いずれも歴代最高成績を収めている城西大学。
その立役者が関東インカレ2部5000m、10000mの2冠、今季の駅伝いずれも区間賞とトップを総なめしているのはヴィクター・キムタイ選手。
高校はケニア・マウ出身。
前回10位 東洋大学
22年連続82回目の出場となる東洋大学。
出雲駅伝は総合8位、全日本大学駅伝は総合14位と、今シーズンは苦戦を強いられている。
まとめ
どの選手も、この正月の駅伝にかけて練習してきました。
怪我をしないよう頑張ってください!
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