番組は事前に「はがき」または「当日に電話」で視聴者から不幸話を募集し、本番で司会のさんまと八木が投稿者本人にその話を電話で聴き、面白ければ合格！
さんまが鐘を鳴らし、合格をお知らせ！
投稿者に賞品を贈るという番組です。
不合格なら鐘は鳴らさず、賞品は当然無し。
34年続いているこの年末番組は、番組が笑いの渦で満ちている時、裏では様々な放送事故や事件が起こっているそうです。
これまでにあった事件を調べてみました。
こんな苦労を抱えたスタッフさん達でできているこの番組を、今年も笑い飛ばして新年を迎えましょう！
明石家サンタの合否判定の基準
合格の判断基準は「不幸かどうか」ではなく、「話が面白いかどうか」のみ。
「単なる不幸話」ではさんまを満足させられず不合格となり、鐘は鳴らない。
投稿者をなだめたり励ましたりした後に電話を切る優しさはあります。
さんまさんらしいですね！
合否はさんまさんが決めるのですが、時には八木さんがツボると合格と判断し、鐘を奪い取って鳴らすこともあるのです。
未成年者の投稿問題が話題
投稿の際の年齢制限は設けていないため、未成年者からの不幸話投稿も可能です。
放送時間帯が深夜ということで、子供からの投稿が採用された場合は番組は出来るだけ早い時間に読んだり、電話をかける配慮をしているそうです。
過去には中学生からの不幸話が合格し、自動車を獲得したこともあり。
しかし、さんまと子供（投稿者）との掛け合いを巡って、話し方が下手な場合や、さんまをしらけさせたりした場合の批判が度々起きていたほか、深夜の子供出演についても問題視されたためか、2020年以降は10代以下からの不幸話投稿は採用されていない。
2019年12月に放送倫理・番組向上機構（BPO）に寄せられた視聴者意見欄に
「深夜の生放送番組に小中学生が電話で出演」
と本番組だと推測できる投稿が掲載されているとか。
昔から、中学生やおませな小学校高学年は深夜のラジオ番組にハガキを送ったものだけど、テレビは倫理に引っかかりやすいですね😅
18歳以下のテレビ出演時間は？
労働基準法第61条（深夜業）に年少者の深夜業禁止についての規制があり、１８歳に満たない者を午後１０時から午前５時までの深夜の時間帯に使用してはならないとある。
厚生労働省
子役がテレビに出演できる時間は？
子役については、厚生労働大臣が認めたときは、午後８時以降から午後９時以降に延長されます。 午後９時まではテレビに出演できるんだ？ 子役だったら出演できるということではなくて、労働基準監督署から、９時まで勤務可能という許可を受ける必要があります。
厚生労働省
基本、賃金が発生する場合ですが、青少年育成倫理の中では、子供が番組作りに参加しているという点でチェックが入るようですね。
これまでの番組裏の事件・事故
- 2000年：初めての事故。
起きたのは第16回の2000年。
ナンバーディスプレイの電話発信で、フジのオペレーター側の番号ではなく、本番中のスタジオ側の番号がバレてしまい、いたずら電話が殺到する事態になったことを覚えていますか？
そのため、急遽、かけた側が番号を通知できない184発信に切り替えて終了まで行放送。
2001年以降、番組は通知されないようになっています。
視聴者側は生放送が焦っているのを見ると面白く、更に番組がわきますね。
人の不幸は蜜の味です。
- 2005年：男性採用者の1人が放送禁止用語をさんまと会話中に発してしまい、状況が把握出来づらい状況だったため、さんまは男性に対して「お話が長くなりそうなので失礼します」と丁重に断りを入れた後、すぐに電話を切った。
その後「不適切な発言がありましたことをお詫びします。」と急遽テロップが表示された。
放送禁止用語ってかなり数があるとか・・・ - 2015年：夫が失踪したという不幸話を披露して不合格だった女性採用者について、後にその夫が遺体となって発見されていたことが判明。😱
- 2018年：2017年まで賞品として自動車を提供していた日産自動車が、元CEOのカルロス・ゴーン逮捕の影響もあり自動車の提供を見送らざるを得なかった。
- 2019年：八木が線維筋痛症を発症し、治療に専念するため当面の間休養することになったのに伴い、代役として後輩の中野美奈子が出演した。
- 2020年：八木が復帰したが、新型コロナウイルス感染症の影響から、感染防止のためMC席が分けられ、さんまと八木との間にアクリル板を設置する形となった。
アクリル板・・今では懐かしいしかない
- 2021年：マツダの提供により自動車のプレゼントが4年ぶりに復活！
- 2022年：自動車のプレゼントが再び消滅。
12月22日（木曜日） – 12月25日（日曜日）は19時 – 21時15分（最大で21時35分まで延長）に「全日本フィギュアスケート選手権2022」が生中継され、24日（土曜日）はフジテレビ系列の土曜日の編成上、放送開始時刻が早くても25日（24日深夜）2時（21時20分まで延長されたため2時5分開始）と例年より大幅に遅れる為、12月26日（25日深夜）0時50分 – 2時50分（当初は0時45分 – 2時45分の予定だったが25日も21時20分まで延長されたため5分繰り下げ）に放送された。26日未明の放送は30年ぶり、25日以外の放送は1996年12月28日以来26年ぶり。
まとめ
「全日本フィギュアスケート選手権」が生中継され、24日（土曜日）はフジテレビ系列の土曜日の編成上、放送開始が深夜になった為に翌日にずらす・・・生中継の後に控える番組はいつもこの問題が控えてますね。
仕方がないこととはいえ、後続番組を楽しみにしている人には残念な時間になってしまいます。
今年は何事もなく上手くいくかな？
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