大河『光る君へ』|あさきゆめみし究極の女心を書いた紫式部の人生。(キャスト相関図あり)

ドラマ
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2024年大河ドラマで『光る君へ』で源氏物語を書いた紫式部の人生が始まります。

源氏物語をきちんと読んだことはなく、漫画家大和和紀さんの『あさきゆめみし』で源氏物語を読んだつもりのままの筆者でございます。

そういう方多くないですか?

ドラマを見る前に、サクッと漫画『あさきゆめみし』をご覧になってはいかがでしょうか?

紫式部の人生に合わせて、さらに読み込みが深くなることと思います。

ここでは、『光る君へ』のあらすじとキャスト相関図で内容もお知らせ。

源氏物語に登場する女たちは、走れない幾重もの美しい着物を着ていた時代からパンツを履きこなす現代になっても全く変わっていない。

携帯も電話も郵便も電気もない時代に繰り広げられる女たちの人生を考えてみましょう。

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あさきゆめみしの意味

あさきゆめみしの意味がお分かりの方はちゃんと高校の授業を聞いてきた人ですね。

漢字で書くと「浅き夢見し」。

「(今まで私の人生は)浅はかな夢を見ていた」

という意味になります。

キツい一言ですよね…😭

「薄い夢で、もっと望めたんじゃない?」っという意味に解釈していた私😅

”自分の身の丈に合わない浅はかなー”となると意味合いが全く変わってきてしまう💦

ふわふわとぼんやり生きてきた自分が、この世を去るときにこの言葉が浮かばないようにしたいと強く思いました。

夢のない人生は寂しいけれど、『浅はかな』が付くとなんて哀しみの強い言葉になるのだろうか…。

これに濁点がついて「浅き夢見」だと、「(これから)浅はかな夢を見ることはしないようにしよう」という意味になるそうです。

そんな風に考えるのも寂しいか….

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大河ドラマ『光る君へ』の内容は(相関図あり)

ドラマの内容は、源氏物語の光源氏そのものではなく。

作家の紫式部の人生

これまで何度となく紫式部の一生はドラマ化されていますが今回の大石 静作、令和になったらどんなふうに書かれるのか楽しみです。

あらすじを簡単にすると…

10世紀後半、紫式部は京で生まれ、まひろ(吉高由里子)と名付けられる。
父・藤原為時(ふじわらのためとき、岸谷五朗)は漢学や和歌に秀でた文人の家系だが、下級貴族である一家の暮らしぶりは豊かではなかった。

まひろの文学の素質は幼い頃から際立っており、女が学べない時代、弟への講義を横で聞くだけで、漢学も和歌も覚えてしまう。学問はまひろにとって、豊かな世界観の礎となる。

少女時代にまひろが出会う運命のひとが、のちの最高権力者となる藤原道長(ふじわらのみちなが、柄本佑)。
まひろと道長はお互いに惹かれるが、両家の家格の違いと、まひろの母の死にまつわる秘密が、二人の関係に影を落とす。

道長はライバルを蹴落とし、権力の階段を急速に上り始めるとき、まひろは思いを断ち切り、藤原宣孝(ふじわらののぶたか、佐々木蔵之介)との結婚を決める。
宣孝は父に近い年齢で、娘を授かったものの、わずか一年で夫が急逝。
まひろは今で言うシングルマザーになる。

道長は、天皇に娘を入内(じゅだい)させ、いずれは天皇の祖父=外戚(がいせき)となることをもくろんでいた。
天皇、道長たち貴族、そして后(きさき)や姫たちの複雑な人間関係を聞き知ったまひろ。子育てのかたわら、一編の物語を書きはじめる。
主人公は皇子でありながら、臣下となった光る君。
その呼び名のとおり光り輝くように美しい男性だ。
「源氏物語」の評判はまたたく間に広がる。
まひろは、道長から、娘に后としての教養を授ける女房として宮中に上がるよう、強く誘われ一人娘の養育のため、宮中に上がることを決意する。
宮仕えのかたわら、道長のバックアップを得て、乞われるままに源氏物語を書き進む。
書き上げる端から周囲が奪い合うほどの人気ぶりで、女性たちはもちろん、天皇までもが源氏物語に魅せられる。
物語の登場人物「紫の上」にちなんで、まひろに「紫」の呼び名が冠されるほどだった。

サンスポより抜粋

光る君は、藤原道長のことだったんですね。

日本の長い歴史の中で、お家騒動程度の大きな戦さのない、華やかさで競い合う時代。

作家としての紫式部の貢献度は高いですよね。

紫の呼び名が冠されるって、当時の人も紫の上のファンだったのかしら?

絵は光源氏が紫の上に時折尋ねるシーン

源氏の待つ天に召される前に、

『男から選ばれることだけで人生が流れてきた…自分は愛していても相手には愛する者が多く、それを認めざるを得ない女を生きるというこの世の人生の儚さに…』

と女の一生を(たぶん自分の人生を走馬灯のように合わせて)当時には許されなかったフェミニズム的思想で回想した紫の上は、物事をきちんと捉え、読み解ける女性に成長していたのよね。

源氏が育て上げたわけだけど。

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『源氏物語』の姫たち 誰が好き?

登場人物のお姫様の中で誰が好きですか?
お気に入りのお姫様はいますか?

中学生の時は、紫の上でした。
光源氏はロリコンだったのかと小さなショックを持ちました。

大切に育て上げるいわば超美男子の『あしながおじさん』に可愛がられ、教育を受けていく幸せな女の子というだけのイメージだったけど、紫の上が大人になって、他の女性たちと同じ想いを感じ、勢力争いをせず、女の寂しさ、惨めさを隠しながら大人の振る舞いをする部分にあっぱれな思いがありました。

思い返すと、私は相当大人びた中学生だったんですね。

大学生になって恋を知った後は、光源氏が絶対の理想として思い続けた父親・桐壺帝の妻(継母に当たる)藤壷。
光源氏より少しお姉さんだけど、藤壷からみた桐壺帝は父親ほど歳が離れているわけだから光源氏に惹かれるのはわかるし、みちならぬ恋(叶わぬ恋)に同感できて一緒に涙した。(私に不倫の経験はありませんが笑)

社会人になってからは、桐壺帝の正妻”弘徽殿の女御”の歳の離れた姉妹で気の強い朧月夜。
待つのではなく、選ばれるのではなく、私が選ぶんだ!

っと言える強さに憧れました。

登場するたくさんのお姫様たちで唯一の変わり種 末摘花の君は置いといて…
(すでに落ちぶれているとはいえ、上流階級だった家のお姫様は、器量全てがレベル落ちでもどこかで拾ってもらえるんだな…っと現実がわかったお姫様であった)

そうそう!この感覚です!

40代を超えてからは

私は六条御息所がダントツです。

光源氏とは18歳違ったとか7歳違いだとか、解釈がそれぞれでハッキリしないのですが、近年なら18歳差でも違和感ないですね。

男女の年齢差は広がり、世の中にはトロフィーワイフなんて言葉があってトランプ元アメリカ大統領や、アラブのお金持ちたちのように20〜30歳年下の妻や恋人を持つことも普通に聞かれます。

最近では、男女逆パターンで女性が20歳年下の男性と付き合うことも珍しくなくなりました。

実際、50歳前が平均寿命だった時代、六条御息所は24〜26歳って今では一番最高な年齢なのに当時は既に女の散り際の入り口で、若い男性に気後れしてしまうなんて💦

40〜50代のオバサンが、デビューしたての『嵐』に自分の息子ほったらかしで夢中になるのと同じ気持ちかな〜。

『源氏物語』の六条御息所は大変嫉妬深い女性と書かれていますが、どの女性にも同じ気持ちがあったはず。

幽体離脱までして今夜の光源氏と一緒にいる若い女の子を気で殺めてしまうほどの想いがあった恋ってすごいと思いませんか?

誰が来るかわからない、誰も尋ねてこない日々なのに、毎日きちんと着飾り、家中を整えている生活。

自分から逢いたいと連絡ははしたなく、家名を守るため品性を強いられる。

数人の女御たちがいたとして、話し相手にできるわけでもなく、忍耐力が養われる時代だったでしょうね。

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24年1番のドラマに!

滑舌が甘え上手な印象の吉高由里子さんですが、演技力には定評がありますね。

才女であった紫式部をどんな風に仕上げてくれるでしょうか。

江本優さんも既に完成された俳優さん。

日本人顔のお二人は配役にぴったりですね。

時代を超えても、人の気持ちや心の持ちようって変わらないと思います。

どんなに ITに人生の殆どを任せることになっても、人の心の動き、愛する気持ちって変わらないですよね。

口にはなかなか出せないこの想いをドラマでは言葉で表現してくれる。
結局人って愛がないと生きていけないから「愛する対象がある」ことに喜びを見出せるドラマになったらいいな〜っと思います。

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まとめ

源氏物語を大和言葉で読んでみたくなりました。

巻数が多いので、いつまでも読み終わらない気もしますが挑戦したく思いました。

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