『翔んで埼玉』から4年目の2023年11月にいよいよ『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』が公開されました。
ご覧になった方、沢山いらっしゃると思います。
私も上映中、いえ館内がそれぞれの席で笑いが出ていました。
今回舞台は関西地方。
とはえ大阪府・京都・奈良の闘いかと思ったら滋賀県中心。
どこの県同士でも、この物語は作れそうなので『次回はぜひうちの県で!』っと水面下ではオファーが沢山あるのではないでしょうか?
2019年2月22日に公開された『翔んで埼玉』は空前のヒット作であり、私も映画館で3回、JAL海外路線で往路で2回、テレビ放送で2回見ているのでありました。
何度見ても飽きない。
そして、毎回同じところで笑っています。
それは、私が東京生まれ東京育ちだからでしょうか?
学生時代から、上京した人たちが「所詮田舎者だから」などというセリフを何度も聞いてきました。
「〇〇(私)ちゃん。やっぱり東京の子だね〜。」っと東京育ちだけど転勤族で地方周りしている親族から言われて、地方と東京に住んでいることの違いは何だろうっと子供のころ不思議に思っていました。
『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』
もちろん、前売り券購入して大笑いさせてもらいます!(きっと)
『翔んで埼玉』よくこんな面白いもの描いたね〜っと原作を遅ればせながら調べたら、私が中学生の時にハマっていた漫画『パタリロ』の魔夜峰央さんが原作者でした。
物語に夢中になっていて、作者を全く気にしていなかったです。
反省!
っということで、今回は『翔んで埼玉2』についてではなく、原作誕生のきっかけと、私の勝手な希望を書かせていただきます。
私の希望は『翔んで埼玉3〜東京23区と都下の闘い!』です。
同じ思いの方がいらっしゃいましたら、制作側の皆様に届くようにぜひX(旧twitter)などで拡散してください!!
これは、東京に代々生活する人と地方から、成人してから「大都会・東京」に来た人の同じ東京に住みながらも埋められない、逆に繰り出される意識差の違いで書いて欲しいな〜っと思ったからです。
決して、東京以外の住所から来た人についての深い意味ではないので、お怒りのコメントは受け付けませーん。
曽祖父の時代から東京に住んできた、地方にお墓もなく、お盆や年末年始に田舎に帰るという場所もない私や知り合いが日頃感じている地方から来た人のコメントを不思議に思ってきたこれまでの羅列なので、単なる読み物としてのぞいてみて下さい。
『翔んで埼玉』が生まれたきっかけ
作者の魔夜峰央さんは、私が大好きだった『パタリロ!』の掲載誌である『花とゆめ』の当時の編集長の勧めで、出身地の新潟県から関東(都会)へと転居することになったのがそもそもの始まりのようです。
これがきっかけだったということは、当時の編集長さんのお陰で、私たちは今大爆笑の娯楽を持てたことになりますね。
笑いは最高の娯楽です!
新潟県に住んでいた魔夜峰央さんは、転居前は都会である東京に住めると浮かれていたのですが、実際は当時まだまだ田舎だった埼玉県の所沢市。
近所にその編集長と白泉社の編集部長が居住していることも判明したことで、
「締め切りを催促されたり、連載打ち切りを通告しに来るかもしれない」という極度のストレスを感じて、その合間に憂さ晴らしとして執筆したのが『翔んで埼玉』だったそうです。
漫画家にとって、締め切り催促は大変な恐怖って言いますものね💦
ストレスから作品になっちゃうなんて、やはり漫画家の方ってアーチストですね〜。
新潟から見たら、地図上は東京都とくっついている埼玉県は都会だと思っていたら、(関東地方で一括りだし)何やら大きな隔たりがあると感じたのですね〜。
魔夜峰央さんがパタリロを描いていらっしゃる頃、池袋のサンシャインタワーは埼玉の『万里の長城』と言われてましたから!
『クレヨンしんちゃん』も埼玉県春日部市の話ですが、なぜか千葉県や神奈川県はそういった隔たりの話題にはならないのに埼玉県だけ不思議ですよね。
「埼玉は海がない」と映画でも言ってましたが、神奈川県はお洒落な湘南があり、千葉県は九十九里浜など泳ぎもサーフィンも出来る『波のある海』だけど東京は汚くて泳げる海じゃないしね〜。
そういえば、所ジョージが「ださいたま」っという語彙を作っていたのも何となく記憶が甦る‥
浦和の人は浦和県くらいに浦和を愛している!
そんな中で、埼玉県人として、いや浦和の住人として誇りを持って、東京に行く必要なし!っと地元愛に溢れた人しかいないんじゃないかと思う地区は浦和の方々です!
浦和に居住する知り合いを持っていますか?
ホントに地元が好きで、会社が東京でもサッサか帰宅して浦和で外食する。
休みの日も浦和で充分!っと地元から出かけない。
東京のレストランを指定するとめんどくさがる。
「浦和にはもっといいとこあるし〜。一生浦和から出たくない!」って仰る方いっぱいなんですよ。
結構、社長という肩書きの会社経営者の方も多く、浦和駅の前にある伊勢丹浦和店は、日々のスーパー代わり。
洋服などのお買い物は新宿伊勢丹で!っという方も多い。
だから、浦和在住でも新宿伊勢丹で外商が付いてるのがほとんどという面白い現象もあるのですが、そんな方々も浦和から東京に引っ越さないですね。
『翔んで埼玉〜東京23区と都下の闘い!』の内訳に使って欲しい。
埼玉県の人々は東京人にコンプレックスを持ちますが、それ以上に差別感を日頃感じている地域の住民がいます!
はい!私。
東京都に住所がありながら、なぜか蔑まれるのは
23区外の住所を持つ都下民と呼ばれる民です!笑
東京人の中には人知れず、でも燃えてる闘いはあるのです!
それは、東京23区に居住する者と、23区以外の都内在住者都下民の闘いです。
東京移住はステイタスの証って言った人もいたけれど
その前に、東京都という場所についてご説明すると‥‥。
東京ってどんな所?
東京都には区が23、市が26、町が4、村が9に分かれると東京の子は小学校で習います。
どの県よりも小さい東京都の土地の中には、皇居と首都、国の中枢政府が置かれる千代田区を中心に、大企業や一流と言われる商業都市が周りを囲み、世界からも注目されるエンターティメント地域や、観光地が取り巻き、高級住宅地が取り巻く‥そして、東京都の地図の左半分は都下と言われる市町村になり、東京都の左1/3は完全に山。
東京都の中には、大都会、都会、田舎の全てが入っているのです。
東京都の中心にある丸いJR山手線(やまのてせん)はひたすら都会の中をぐるぐる回り続ける。
酔っ払っていても、いつかは最寄駅に戻れるので安心です。
もし終電で電車が止まってしまっても、タクシーはどの駅でもすぐに拾えて、すぐに帰れます。
しかし、東京都の真ん中を横に一直線。
東京駅から、西にまっすぐ向かう中央線は、帰宅電車で寝込んだが最後😅
終点「高尾駅」は山。
「高尾駅」ならまだ良かったのにと悔やむ、本数は少ないとはいえ「松本駅行き」という、山梨県まで行く時もある!
深夜には駅に駅員さんが居ないとか、タクシーなんて停まっていたら取り合い。
いや。山梨からタクシーなんて何のために働いてるんだ〜って事に酔いも冷め切りますね笑
酔っ払っての中央線は危険なんです。
更に、JR中央線の『高円寺』『吉祥寺』『国分寺』とジ(寺)という音の駅を越えるたびに気温が2度づつ下がっていき、第一級河川・多摩川を越えた立川、八王子(ジ)は、東京駅で雪がちらついたな〜って時は、既に大雪に埋まって電車は止まってしまうのです!
また、立川駅から五日市線に入ると、そこはもうほぼ山と川。
長野県のアルプスみたいな大登山じゃないけど、コマーシャルで使えそうな綺麗な川と登山や魚釣りもできるキャンプの場や鍾乳洞など自然満載な所となる。
話変わって、
区がなぜかとても大きな力を持っているイメージを植え付けられるのは。
昭和時代、いや、平成の初めまで、まだインターネットなんてない世界で、ロックコンサートやミュージカルのチケットなどの大勢の人が一斉に電話でチケットを求める時は、23区に行って、公衆電話を使うという裏技を使わなければ、チケットを買えませんでした。
これ、本当の話で、一斉に電話をした時に、都下から電話をしても繋がらず23区から電話したらすぐにコールセンターに繋がったものなのですよ。
当時は23区に住んでいる親戚や友人に頼んで電話してもらってチケットゲットしていました。
『東京生まれ東京育ち』一般的に江戸っ子と言いますが、本来の江戸っ子って浅草や上野方面に在住の方々の事を指します。
しかし、お爺さんのそのまたお爺さんの時代から、東京市だった時代から東京の地に代々生まれ育ってきた東京人は結構いらっしゃって。
東京23区の人
基本、東京は首都ですから人口のほぼ大半が地方からの移住者です。
そして、体感の大前提として
地方からの移住者は23区内に住みます。
理由は、職場に近い。私立学校に近い。と30分圏内に居住。
また別の理由として、田舎の友人たちにも分かる「六本木・広尾・世田谷・新宿・渋谷」に住みます。
そして高層マンションも好きな印象があります。
転勤族は初めから都心に住みますが、誤解を恐れずいうなら、大学進学で上京するとまずは中央線より上に住む傾向があります。
東京都下の人
昔からその土地に住んでいる。または23区で育ったが東京都下・郊外に庭付き一戸建てを求める傾向にあります。
住所は気にしない。
税金等から東京都であればいい。
品川・田園調布など祖父の代から住み続けた人が、遺産相続で郊外に致し方なく移動というパターンもあり。
東京の人は中央線から下に住む傾向がある。
中央線から上は埼玉の植民地だといっている人も実際いるのです。
東京在住だけど、東京育ちと移住者の対比
移住者、東京生まれ、東京育ちの人の違いを対比してみましょう。
これは、筆者の勝手な思い込みなので、軽〜い読み物としてみてくださいね。
しつこい😅
移地方から来ると先ずは地図上で見ると中央線から上に居住し、だんだん下がって東急線、または山手線の東京駅から外回り新宿駅までの間に向かう。
移人が多いと驚き、疲れる。
渋谷交差点の人の往来をスマホで撮影する。建物が高いといい、東京タワーをエッフェル塔のように扱う写真を撮る。
東NYに行って建物の大きさに驚く。
人の少ない所に行くと事件に遭うのではと恐怖を感じる。
移地方から来た人は、東京に負けまいとファッション誌から出てきたようなスタイルを目指すから、おしゃれな人が多い。
ファションモデルは田舎の人が多い。
東東京人はいつでも買えるからと、結局手を出さず田舎の人よりダサい。
しかし、基本的に良質の物を見て育っているので、モノトーンが備わっていて品がいい。
移フォロワーを求める目的でInstagramがキラキラしている。お洒落な作りに余念がない。
東所詮日記か、友人に自分の近況を知らせる記録でしかなく、キラキラ✨した画面作りに興味がない。
移地方の人同士が集まると同郷じゃなくてもいきなり地元の方言になる。
東方言会話を聞きつけると、その隣で嫌味なほど丁寧な言葉を使ったり英語で会話したりする。
移地方の人は通勤に時間をかける事を極度に気にする。
東東京の人間は通勤1時間は当たり前と思う。しかし、残業続きで帰るのが辛くなり職場近くに家を借りると、なぜこれまでこの恩恵を受けてこなかったか実家が東京にあることを悔やむ。
移外国高級車のランク下の車種や中古を買って「〇〇を持ってる人」の仲間入りをする。自宅の車や車に座っている自分の写真をよく撮る。
ディーラーも選ばない。
東自宅にセダンが当たり前で育つので、よほどの車好きでない限り車種に対して拘らない。予算に合わせて購入するから、メルセデスならA〜Cは選ばずEクラス以上を一括で正規販売店から買う。
番外編/学校選び〜女子校〜
学校の選び方にも特徴があります。
東京には、聖心女学院や白百合学園といった超有名老舗カトリック女子校意外に、昔からお金持ちが住んできた地域には、その地域のお嬢様方が通う本当のお嬢様学校があります。
赤坂なら山脇学園。
世田谷ならドミニコ学園や鷗友学園。
目白の川村学園。
渋谷区の東京女学館。
などがわかりやすいでしょうか。
曽祖母、祖母、母の代から自宅から近く、大切な子女を預ける教育の場として財産を出し合って運営してきた老舗女子校があるのです。
東京の人は受験期になると偏差値より、老舗女子校の権威を本当にその学校が好きな家族が選ぶが、田舎から来た人は偏差値一辺倒でのし上げりを求めるから、人気のなくなった偏差値不明の女子校を知らないで馬鹿にする傾向があります。
実は、そのような学校には家柄の良い本当のお嬢様が通っているのですよ。
山脇学園・川村学園・東京女学館(+ドミニコ学園)は昭和時代は短大もあり、お金持ちの御坊ちゃま(やはり代々東京の)たちが、お父様に買ってもらったスポーツカーや高級車で学校の塀に並んで彼女を迎えに来たものです!
だから、大学受験になると一見偏差値が低く見積もられている「お嬢様学校」からもちゃんと有名大学に進学しています。
まとめ
続編『翔んで埼玉〜東京23区と都下の闘い!』を制作して欲しいのみの気持ちで羅列してみました。
『翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~』は最高でした!
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